ロゴをデザインしました。

東京で活動するウェブコンサルティング会社、
grassfeel(グラスフィール)さまのロゴをデザインしました。
今回のクライアントは高校時代の先輩。「自分をよく知る存在」として依頼を頂きました。

新規のデザインではなく、従来のロゴからのリニューアル。
法人化に伴い、ロゴとロゴタイプを組み合わせたものが欲しいという要望。

こちらが従来のロゴタイプ。
色やカタチから「grass=草」のイメージが強調されているのが分かります。
リニューアルに向けて、主に3つの問題に着目しました。

①ロゴだけでは業態が分かりにくい
②造語「grassfeel」の意味が分かりづらく取っつきにくい印象がある
③ややキレイにまとまりすぎて、先輩らしさに欠ける

①と②の問題をうまく解決し、それでいて③の「先輩らしさ」まで表現する、
そんな絶妙な着地点を模索し続けて完成したロゴがこちら。

【解決その1】

キャッチコピー「ぐっ!と来るウェブコンサルティング」でストレートに業態を伝えます(グラスフィールの頭文字「ぐ」とも掛けています)。アクセントに「!」を足し、ワクワクするような遊び心と軽やかさを。

【解決その2】

「grass」と「feel」を色分けし、ふたつの単語を組み合わせた造語であることを視覚的に伝えます。「ss」「ee」と同じ文字が2箇所も続き、ひとかたまりでは少し認識しづらい。小分けにして認識しやすくし、取っつきにくさを減らします。

【解決その3】

先輩らしさをひとことで言えば「遊び心」。先述の「ぐっ!と来る」に加え、ロゴでも表現。一見ただ抽象的にしか見えないこのカタチ、よく見れば実は平仮名の「ぐ」。グラスフィールの頭文字であり、キャッチコピーの頭文字。カタチそのものに深いメッセージはありませんが「この会社に頼めば何か面白いことやってくれそう」な印象を相手に伝える、そんなカタチを目指しました。

Client:grassfeel(グラスフィール) Design:安藤 克也